
基礎化粧品の1つである美容液。
若いころは別にいいかと省いていたけれど、最近は肌のトラブルが気になって……20代も後半となれば、使っている人も多いでしょう。
保湿や美白に効果的な成分が含まれているスキンケアアイテムで、濃縮配合のためちょっとお値段が高めのものも多いです。
今回は美容液の基本をご紹介します。
美容液の役割
化粧水や乳液を使っていながら、美容液を追加することで生じる効果とは何でしょうか。
美容液はクリーム状やジェル状になっており、成分を肌の角質層まで届けることが出来ます。
小じわを目立たなくしたい、シミを予防したいなど、明確な悩みがある場合に美容液で補うというのが効果的です。
衰えによる肌の変化が気になって使う人が多いですが、エイジングケアのために20代から使っておくと、将来のお肌の悩みを減らすことが出来ます。
使うタイミングは、洗顔後に化粧水で肌にうるおいを与えた後に美容液をつけ、美容液の後に乳液で水分の蒸発を防ぎます。
ただし、化粧水の前に使用することを推奨している美容液もあるので、パッケージを確認してみてください。
美容液の選び方
・保湿タイプ
乾燥肌や小じわが気になる方におすすめです。また、どれを選べばいいかわからない人もとりあえず保湿タイプを選ぶと良いでしょう。
・美白タイプ
日焼けのせいでシミにやそばかすに悩んでいる方におすすめです。ビタミンc誘導体を含んでいるものが効果的です。
・エイジングケアタイプ
肌の衰えが気になり始めた人におすすめです。特に明確な悩みはなく、20代からエイジングケアを意識している人はこのタイプを選ぶと良いでしょう。
効果的な使い方
化粧水の後につけるのが基本なので、しっかりと化粧水が肌になじんでから使いましょう。
化粧水が美容液と混じってしまうと、成分の浸透が悪くなってしまいます。
何種類も重ねてつけるのは良くありません。1種類の美容液を毎日適量つけることが大切です。小じわやシミなど、気になるところには部分的に重ね付けすると良いです。
季節や肌の状態に応じてつけ方を変えてみてください。
冬場は少し多めにつけたり、皮脂の分泌が多いと感じたら薄く塗ったり、臨機応変に使用してみましょう。
多くの美容液の場合、1か月ほど使い続けると効果が実感できると思います。
また、効果の高いものはつけてから半日後でも感想が気にならないので、試供品による判断では半日を目安にしてみてください。
美容液は使わなくてもマイナスにはなりませんが、美しい肌のためには、この時期から使用すると良いでしょう。