メンタル

弱い自分にサヨナラ!ウツに負けない自分になる方法を見付けよう!

ウツになる傾向の人って、優しくて人の気持ちを優先させて我慢したり、争いが苦手だったり、メンタルが弱かったりします。

だから入学や就職などで環境が変わって、新しい人間関係を作る時期って緊張するし、ストレスで体調を崩したりしますよね。

そのストレスが積み重なっていくと、ついにはウツになってしまいます。

職場でのウツの原因は?解決出来る悩みなの?

就職してからの悩みは大きく分けて2つあり、仕事のスキルに対する悩みと人間関係の悩みです。

仕事のスキルの悩み

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  • 仕事が覚えられない。
  • 仕事が遅い。
  • 仕事のミスが多い。
  • 仕事の段取りが悪いと叱られる。
  • 敬語が使えない。
  • 電話応対が上手く出来ない。
  • プレゼンが苦手。
  • 契約のノルマが達成出来ない。
  • 残業が多い。
  • 人の名前が覚えられない。
  • 上司や得意先に信頼されない。

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人間関係の悩み

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  • 挨拶しても無視される。
  • パワハラされている。
  • セクハラされている。
  • 雑用を押し付けられる。
  • 陰口(噂)を言われる。
  • 空気が読めないと言われる。
  • 仲間外れにされる(誘われない)
  • プライベートな事を聞かれる。
  • 休みの日に付き合わされる。
  • 飲み会に強制参加させられる。
  • 合コンの強要。

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まだまだ他にもあると思いますが、よくある悩みをあげてみました。

ウツの悩みを打ち明けられる人はいる?

愚痴を聞いてもらえたり、仕事の悩みの相談相手がいれば、解決出来ないまでも心が軽くなると思います。

でも人に弱味を見せられないタイプが、心の病になってしまうケースが多いようです。

悩みを打ち明ける相手

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  • 親や家族
  • 友達
  • 同僚
  • 先輩
  • カウンセラー、占い師

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もし近しい人に心配をかけくない、弱味を見せたくないという気持ちがあって打ち明けられないなら、第三者的な利害関係の人に話すと、少しは気楽に話せると思います。

無料の相談窓口

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  • こころの健康相談統一ダイヤル(内閣府)
  • よりそいホットライン
  • NPO法人 国際ビフレンダーズ東京自殺防止センター
  • いのちの電話 一般社団法人日本いのちの電話連盟
  • 働く人の「こころの耳メール相談」
  • お悩みクラウド「Moyatter」
  • 悩み辞典 無料悩み相談

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このような相談窓口を利用してみるのも、心の負担を軽くする方法だと思います。

一人で悩むのは袋小路に入り込むようなものなので、ウツになる前に心の重石を取り除いて下さいね!

新型ウツ病って何?薬で治らないの?どんな症状なの?

新型うつ病や現代型うつ病と呼ばれる20代に多い症状が、最近見られるようになっています。

一般的なウツ病に似ているけど、同じではない特徴もあります。

新型ウツ病の特徴

都合の悪い事や困った事に直面すると、気持ちが落ちんで、ウツに近い状態になるけど、「楽しい事があると、急に元気になる」というように、通常のウツのように症状が持続しない特徴があります。

子供の頃に学校で嫌な行事があって、「学校を休みたい」という気持ちから「腹痛になる」事ってありませんでしたか?

でも学校から帰って来て、大好きなアニメが始まると途端に元気になったりして…ちょっと似てませんか?

甘えでは無い?

例えが子供時代の話なので、嫌な事から逃れたい「甘えではない?」と思われると思いますが、怠けからくるものでは無いようです。

むしろ新型ウツになるタイプは、真面目な性格の人がなりやすい傾向があります。

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  • 優等生タイプ。
  • 人の期待に応えようとして頑張り過ぎる。
  • 自己主張が苦手。
  • 内向的な女性。

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通常のウツの場合は不眠になる傾向が強いですが、新型ウツの場合は過眠になる傾向があります。

休みの日に1日寝て過ごしてしまい、「時間をムダにしてしまった」という自己嫌悪で、また落ち込むという事が起こります。

環境が原因となるウツは適応障害の可能性がある

特定の環境が原因となって、心身に問題が生じる「適応障害」と診断されるようです。

新型ウツ病は、ストレスの原因を離れると、嘘のように回復するので、原因は「自分の内面(性格など)」では無く、「環境(職場など)」であると診断されるようです。

なので、一番の薬はストレスになる環境から離れる事が一番なのです。

カラダの不調を緩和する薬はありますが、根本的な解決にはならず、ウツ的な症状が悪化して、二次的な頭痛や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気を誘発する可能性もあります。

職場のポジションチェンジが可能か相談してみること

最悪は転職や休職という事になっていきますが、その前に可能であれば、信頼出来る上司に相談する事をオススメします。

部署を移動する事で、適材適所に配属される可能性もあります。

パワハラやセクハラなら、他にも被害者がいる事もあると思います。

その場合は、事前に医療機関を受診して「診断書」を書いてもらう事を忘れずに!

それでも改善がされない時に、退職を考えればいいと思います。

ウツにならない為に/健全なる精神は健全なる身体に宿る

「健全なる精神は健全なる身体に宿る」とは、健康なカラダには、それに伴って精神も健全であるという意味です。

ウツはストレスによる病気ですが、健康な人と不健康なひとを比較すると、健康な人の方がウツになりにくいという研究結果も出ています。

食生活が乱れたり、睡眠不足な生活を送っていると、免疫力が低下してしまいます。

同じストレスがあったとしたら、免疫力が低い方がダメージが大きくなります。

ストレスはガン細胞を作るので、ストレスに強い健康なカラダを作る努力が大切になります。

太るとウツになりやすいって本当なの?!

運動量が多い人は少ない人よりも、ウツになりにくいというデータがあります。

肥満やメタボは、脂肪細胞から炎症を引き起こす物質が分泌され、この炎症がうつ病の一因となるそうです。

ストレスでやけ食いしちゃいがちですが、太るとウツになるリスクが高まるので、過食に走るのは危険なんですね。

太ったら事で自己嫌悪に陥る可能性も高いので、やけ食いは止めましょう!

毎日少しづつ!1日7000歩以上歩く習慣を付けよう!

気力が無いときにハードな運動は無理だと思います。

まずは手軽に始められる事から始めてみるのが、毎日続けるコツだと思います。

オススメはウオーキングです。

ウツ病患者100人以上の調査によると、「1日平均7000歩以上」歩いた患者の方が、回復が順調で薬も減ったというデータがあります。

歩く→脳の血流が良くなる→セロトニンの増加

徒歩通勤やエレベーターを階段にするだけでも、7000歩もクリア出来ると思いますよ!

良い睡眠と体内時計の関係

健康なカラダには、良い睡眠を取ることが必要ですね。

6~7時間くらいは睡眠を取る事が必要ですが、ウツは不眠症がセットになっている場合が多いと思われる

努力してもダメな時には、病院で睡眠導入剤を処方してもらう事をオススメします。

睡眠薬は怖いという印象の人もいるかもしれませんが、麻酔のように眠れる強い薬は、いきなり処方される事はありません。

睡眠導入剤は、分かりやすく説明すると、「風邪薬の副作用で眠くなる感じ」だと思って下さい。

眠る薬というやり、「眠りやすくなる薬」なので、それほど怖い薬ではありません。

注意点は「依存性の弱い」薬を処方してもらう事です。

心の病を治療するには、ドクターとの信頼関係は重要です。

思考チェンジ!ウツにならない考え方を手に入れる!

思考というのは人間の行動の元になるものですよね?同じ出来事が振りかかっても、ポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるかは、人によって違います。

コップに半分の水が入っていて、「もう半分しか無い」と思うか、「まだ半分も残っている」と思うか、前者の方がウツになる傾向が高く、後者はウツになりにくい思考です。

Aさんはネガティブ思考、Bさんはポジティブ思考、あなたはどちら寄りですか?

※例えば病気になったとします。

[say img=”https://orangeberry.biz/wp-content/uploads/A01-1.png” name=”Aさん”]病気になるなんて、ツイテない!入院なんてお金かかっちゃう![/say]

[say img=”https://orangeberry.biz/wp-content/uploads/B01-1.png” name=”Bさん”]入院か~最近忙しくて疲れてたから、この機会に休養しよう、途中になった本も読めるな~[/say]

※例えば仕事でミスしたとします。

[say img=”https://orangeberry.biz/wp-content/uploads/A01-1.png” name=”Aさん”]ミスした、また叱られる…陰口言われそう、私この仕事向いてないのかも[/say]

[say img=”https://orangeberry.biz/wp-content/uploads/B01-1.png” name=”Bさん”]ミスしちゃった、でも修正点が見付かったから、もっとちゃんと出来る![/say]

失敗=ダメ人間、極端な思考をストップしよう!

ウツになりやすい思考の人は、「100か0」の極端な考え方になる傾向があります。

例えば、「テストで100点取れなかった、90点なら価値が無い」とか、「成績1番取れなかった、2番ならダメなんだ!」と結果だけが全てで、過程の努力は無視した考え方です。

「完璧な自分しか認められない」と、自分で自分を追い詰めて苦しくしてしまいます。

仕事にミスして叱られてる事より、「自分で自分を責めて裁いて」いる事が、心の苦しみの原因となっている場合があります。

白黒を付けたがる性格の人は、視野や行動の幅を狭く、1つの不備不足も許せず、すべてNGにしてしまうので、充実感や満足感が得られずストレスが溜まりやすくなります。

失敗する度に物事を途中で投げ出したり、ミスが発生すると、急に熱意・意欲を失ったりします。

「人間だから完璧じゃない」と認めて、「曖昧もOK」「中途半端もOK」「中間もOK」と思考をチェンジする事で、心が軽くなっていきます。

私もかつてウツになって仕事を辞めた事があります。

やはり完璧主義な部分もあり、そうなった原因はコンプレックスでした。

優秀な妹と自分を比較して苦しんでいました。

だから「褒められたかった」から、休み時間も取らずに頑張って、一番のセールスをあげられて「認められる」事に喜びを感じました。

でも病気になって、頑張ったキャリアが崩れた時に「ウツ」になりました。

でも自分が変われたのは「残念な自分」でも、まるごと認めて愛してくれる人に出会えたからです。

「ダメでもいいんだ、ありのままの自分でいいんだ」と思えて心が軽くなり、雲が晴れた空のようにスッキリしました。

周りが追い詰める?ウツを悪化させる原因とは?

ウツは心の病気なので、自分自身にも、他の人にも見えない部分です。

怪我なら見てすぐ分かるし、内臓の病気でもレントゲンや血液検査などで分かります。

でも心の病気は本人にしか辛さが分からず、周りの人から理解されにくいという現実があります。

理解されない状況が、よりウツの人を追い込んでしまう事があります。

ウツは怠け病、仮病という偏見

特に病院で診断される前は、休んだり早退すると「怠けてる」とか「仮病なんじゃない?」と、疑われたり、陰口を言われたりする事があります。

そう思われる事は、言われている本人も薄々気付いているので、体調が悪くても無理して出勤して、さらに頑張ってウツを悪化させてしまう負のスパイラルにハマっていきます。

昔よりストレスについてオープンな世の中になってきましたが、ウツなどに対してはネガティブな意見を持った人も多くいます。

ストレスが無い人間はいませんよね?だから人事だと思っていても、いつ自分がウツになる可能性だってありますよね?

ウツを治すには楽しむ事も必要だと言うこと

ウツを治す為には、気持ちの切り替えが必要です。

だから仕事の事を忘れて楽しんだり、時には現実逃避も必要だと思います。

でもウツを理由に休んだり休職している人に対して、遊んだり、笑顔でいる事を罪のように非難する人がいます。

「仕事休んでいるくせに、遊んでいるところみたよ」「仮病じゃないの?」「あの人のせいで、こっちが忙しくなったのに」「辞めちゃえばいいのに」と、罪人扱いされると、ますますウツは深刻化していきます。

ウツを許せない人もまた、ウツになる可能性が高いと思います。

ウツはサボりと思う人は、自分がサボる事も出来ない完璧主義なのでまた脆いところがあり、同じような状況になった時に「罪悪感」に苦しめられるので、他人に厳しすぎる人は、自分を緩めてあげて欲しいと思います。

ブラックな勤務体制がウツの元凶

ウツになるのも、ウツに寛容になれない人を作るのも、職場のブラックな環境がそうさせて、第2、第3のウツの人を作り出してしまう可能性があります。

過剰な労働、慢性的な人手不足など、気持ちも体力にも余裕の無いブラックな職場にも問題があります。

ウツの人を責めて追い詰めた人も、また被害者の可能性があります。

余裕があれば責めずに済んだし、思いやる事も出来たからです。

人の弱さを受け入れる世の中になって欲しいと思います。