
皆さん、鏡の前で下を向いてみてください。
あごのラインはどうなっていますか?
正面から見ると何でもないように見えても、うつむくとお肉が目立ってしまう人は多いのではないでしょうか。
身体は標準体型でも、二重あごになってしまうと太って見えてしまいます。
骨格が小顔の人ほど、ついたお肉は目立ちます。
二重あごの原因はなんでしょうか。
一番は、若さのピークを過ぎたということです。
歳を取って筋肉は衰えていきますが、それは顔周りの筋肉にも言えます。
衰えに逆らうには、意識して筋肉を鍛えることです。
まずは表情筋を使うこと、よく咀嚼をすることが大切です。
ついてしまったお肉は早めに落としておくのが吉。
今回は二重あごを解消するエクササイズをご紹介します。
あご周りの筋肉を鍛える
・背筋を伸ばし、ゆっくり上を向いて、出来るだけ大きく口を開けます。顎関節症の人は注意してください。
・そのまま5秒キープ。
・ゆっくりと口を閉じて、正面を向きます。
気付いた時に10回ほど繰り返すと良いでしょう。痛まないようならば何セットも繰り返してみましょう。
正面や下を向いてしまうことが多いので、どうしても首が凝り固まってしまいます。
また、口を開けるという行為は重力にしたがって下あごを下げることが多いので、あまり筋肉が使われません。意図的に重力とは違う方向へ口を開け、筋肉を使いましょう。
舌の筋肉を鍛える
・両肩を思いっきり下へ下げます。
・口を開けて舌を前に突き出します。
・鼻先、右頬、あご、左頬と、ゆっくりと舌先で円を描くように動かします。10秒ほどかけると良いでしょう。
1日1分ほどするとよいです。終わった後は首回りやリンパのマッサージをしてクールダウンしてください。
暇な時には舌回し
口を閉じて、舌で歯茎をなぞるようにして円を描きます。
左右同じ回数をやるようにしましょう。
慣れないうちは10回ずつほどで口周辺の筋肉が痛くなると思います。
この効果は抜群で、早い人だと3日ほどであごのラインが変わってきます。
左右50回ずつを1日2セット行うと良いでしょう。
また、血行促進作用もあるので、目の隈やしわにまで効果が見られる人もいます。
唾液の量が増えるので、口臭や歯周病の予防も期待できます。
パソコンやスマートフォンを長時間使う人も多いでしょうが、その時の自分の姿勢を意識してみたことはありますか?
どうしても俯き気味になってしまうので、血行が悪くなります。
30分に1回は上を向いたり首や肩を回して、血行を良くしましょう。