今朝起きてまず初めに思ったのは、「唇が痛い。かっさかさ……」。
昨夜ケアをしないままに寝てしまったのが原因だと思います。
皆さんは寝る前にしっかり唇のケアをしていますか?
唇が荒れる原因
唇は暑い皮膚でおおわれている顔や手とは違い、粘膜が外に出ている部分です。
そのために非常にデリケート。
一番の唇の荒れの原因は、乾燥です。
乾いているからと唇を舐めてしまう人が多いですが、一瞬うるおいを与えても、さらに水分が蒸発する原因になり、乾燥に拍車をかけてしまうのです。
また、口呼吸や食後の唇の汚れの放置なども乾燥の原因になります。
特に冬やエアコンを使っているときには念入りにケアをしなければなりません。
身体の内部に原因がある場合もあります。
ビタミンBの不足による粘膜の弱りで荒れてしまう場合が当てはまります。
食生活の偏りはもちろん、ストレスによるビタミン不足も考えられます。
唇の荒れを防ぐ方法
一番手軽で効果があるのは、リップクリームを塗ることです。
リップクリームに含まれた油分が水分の蒸発を防いでくれます。
また、唇を舐めない、口呼吸をやめる、ビタミンBを意識して摂取するなど、荒れの原因を根本から治すことも大切です。
こまめに水分補給をして、体内の水分を減らさないことも大切です。
リップクリームの効果的な使い方
リップクリームにもさまざまな種類がありますが、既に唇の荒れが気になる場合は医薬品のリップクリームを選びましょう。
医薬品のリップクリームは唇の荒れを「治す」ためのものです。
一般的な、薬用、医薬部外品と称されているリップクリームは、唇の荒れを「防ぐ」ためのものです。
必要によって使い分けてください。
効果的な塗り方としては、横ではなく縦に塗ることがポイントです。
唇のしわは縦に入っているので、縦に塗ることでその隙間にもリップクリームが入り込み、より効果が発揮されます。
冬などリップクリームが冷たくなってしまっているときは、リップクリームを少し温めてから塗ると良いです。
固いままだと唇との間に摩擦が起きてしまったり、うまく濡れていないことがあります。
手の甲に当てて先端を温めるだけでも効果があります。
リップクリームは手軽ですし、持ち運びもしやすいので、大人女子なら常にポーチに忍ばせていることでしょう。
しかし、乾燥が酷いからと言って1日に何度も塗るのは良くありません。
多くても5回程度、食事の後と寝る前程度にとどめてください。
塗ることによる唇への摩擦もありますし、リップクリームによるアレルギー反応やかぶれが起きていることもあります。
あまりにも荒れが酷い場合は、皮膚科へ行くのも一つの手です。