職場処世術

十人十色・メンタルの個性を伸ばす方法とは?

十人十色・メンタルの個性を伸ばす方法とは?

メンタルとは、精神的とか人的という「ココロ」の事ですよね。

よくメンタルが強いとか弱いとか言いますが、強い・弱いだけで片付けられるものでしょうか?

メンタルが弱い=ダメというイメージがありますが、ものごとには必ずメリットとデメリットがあります。

メンタルが弱いから、自分はダメなんだと思わないで欲しいと思います。

メンタルはバランスが偏らない事が大切です

物事に大切なのって、バランスだと思うんです。
極端に偏ると、マイナス面が強調される事になるからです。

◎「~し過ぎない」事が大切です。

[list class=”list-raw”]

  • 「優しい」
  • 「真面目」

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どちらも長所としてあげられる性質ですね!でも、このポジティブな言葉に、「~し過ぎる」を付けたらどうでしょうか?

[list class=”list-raw”]

  • 「優し過ぎる」
  • 「真面目過ぎる」

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「し過ぎ」を付けた事で、意味が大きく変わりましたよね?
イメージはどう変わりましたか?

「優しい」は、「見返りを求めず人に接する」「時には突き放す勇気がある」などの意味があります。

「優し過ぎる」は、「お人好しで損をする」「相手を甘やかす」などの意味に変わります。

こうなると、マイナスイメージになった事が分かります。

偏ったメンタル(~し過ぎ)を、調整する方法

せっかくの長所をマイナスにしてしまうのは、とてももったいないですよね?

「~し過ぎ」を止める為には?

優し過ぎる・真面目過ぎる、どちらも過剰になった事で、裏目に出てしまっています。これをポジティブな意味に戻す方法はあるのでしょうか?

◎「気にし過ぎる」事を止める事で、バランスを戻す事が出来ます。

気にし過ぎるのを止めるには?

先読みしない「今」にフォーカスする

気にし過ぎる人の特徴として、先読みする傾向が見られます。

「こう言ったら?」

「◯◯だと思われる?」

「そしたら、こうなるかな?」

「それは困るから、こう言おうかな?」

などと、先々に起こる事を想像してしまう事で、身動きが取れなくなったり、本当の気持ちとは別な行動を取ってしまいます。

起きてもいない未来を心配し過ぎる状態だと言えます。

未来を心配するあまり、「今」が置き去りにされているので、本末転倒な結果を招く事も多々あります。

人を傷つけたくないという優しさは素晴らしい事ですが、それ以上に批判されたくない「傷つけられたくない」という防衛本能が隠されています。

◎100人いれば100通りの意見がある。違う事を恐れなくていいんです。

意見が違うからといって、誰もあなたを悪者にしたりしない事を知ってください。

「今」だけにフォーカスして、余計な心配はしないと、自分の本当の心が見えてきますよ!

反対意見は、人格否定ではありません

「傷つけられたくない」と思うのは、何故なんでしょうか?

「AとBどちらがただしい?」という問題が起こったとします。

相手は「A」だと主張したとします。

自分は「B」だと思っています。

互いに意見を交わした時に、相手に自分の意見を否定されたとします。

普通なら「意見の相違」だと思うだけですよね?

でも傷付けられたくないと思ってもいる人は、意見の相違というより、そう意見した自分の「存在そのもの」を否定されたような気持ちなるので、傷付いた気持ちになるのです。

存在そのものを否定されたと思うのは何故でしょうか?

それは自分自身に「自信」が持てないからです。

自信が無いから、先々に思いを巡らせて、攻撃されないように、防衛本能を発動させてしまうのです。

◎意見の相違は、人格まで否定されたわけではないと認識しましょう。

もし反論が怖いと思うなら、こう切り返せば良いと思います。

「100人いれば100通りの意見があると思います。だからあなたの意見を否定はしません。でも、私は◯◯だと思います」

こう言えば、相手もこちらの意見を尊重してくれると思いますよ。

メンタルは空の雲のように形を変えられるもの

私はこういう性格の人間です。

果たしてそうでしょうか?そう思っているだけじゃないのかな?

本当は空のように広くて、流れる雲のように自由に形を変えられるのではないでしょうか?

メンタルが自由になれる言葉たち

今、悩みやストレスで、心がぎゅっと潰されそうになっていませんか?

そんな方の為に、私が心が軽くなった時の言葉たちを紹介したいと思います。

◎失う覚悟さえあれば、悩みは解決するなっし♪ byふなっしー

ふなっしーは、人に嫌われる事を恐れていないそうです。「好き」の反対は「嫌い」では無く『無関心』だからです。

「嫌い」というのは「感心」があるわけだから、「好き」に変わる可能性があるという事なんです。

だから嫌われる事を恐れる必要は無いんですよ!

ふなっしーのTwitterの言葉を引用します。

「失う覚悟さえあれば悩みは解決するなっしー♪」

「全てをもってこうとするから悩むだけなっしー♪」

「足らないものより恵まれたものを数えてヒャッハーするなっしー♪ 」

ふなっしーを好きな人も嫌いな人もいると思います。

でもこの言葉は、すごく潔いと思うし、足りないものにフォーカスするより、恵まれたものに感謝するという考え方に共感しました。

ふなっしーは、汗だくになりながら、一生懸命に人を笑顔にしようと頑張っているし、金儲けしてるなんてバッシングされてるけど、被災地にずっと寄付を続けているんですよ。
何を言われても気にせず、自分の信じる道を進むふなっしーが大好きです。

◎あなたがそう考え、受け入れない限り、他人の言葉はあなたを傷つけません。
常に心の平和、調和、喜びに集中しましょう。
byジョセフ・マーフィー

ジョセフ・マーフィーは心理学者で「潜在意識」についての著書を出していて、メンタルが崩壊しそうだった時に彼の著書に出会いました。

引き寄せの法則とか、頭「顕在意識」と心「潜在意識」が一致しないと、願い事は叶わないとか、色んな事を学べました。

潜在意識に興味がある方は、マーフィーの著書はオススメですよ。

「あなたがそう考え、受け入れない限り、他人の言葉はあなたを傷つけません」というのは、例え他人から悪口や否定の言葉をぶつけられても、自分が「違う」と思い、「気にしない」と受け入れなければ、その言葉には「力」が無くなるという事だと理解しています。

相手の言葉を気にする事で、その言葉には力が与えられて、攻撃されてしまうという事です。

つまり傷付けられるかは、「こちら側に選択権がある」という事なんです。こちらが認めなければ、相手はメンタルを傷付ける事は出来ません。

攻撃してくる相手を前にした時は、「耳をミュート」にしてしまう事にしました。

口をパクパクしているだけの映像を思い浮かべて下さい。

とても間抜けに見えませんか?怖くないですよね?

余裕があれば、そのパクパクの口に「アフレコ」してみると、さらに面白くなりますよ~

◎後ろばかり振り向いていたのではダメだ。自分がこれまで何をして、今まで誰だったのかを受け止めた上で、それを捨てればいい。byスティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブスを知らない人はいないと思いますが、革新的な事をしてきた人ですよね~

私は過去に縛られる傾向がありました。過去の失敗は足枷のように、前に進む事を妨げていました。

でも捨てる勇気というか、そもそも捨てる「権利」があるという考えが無かったので目から鱗でした。

ふなっしーの言葉もそうですが、「捨てる」「手放す」事で、新しく掴める事があるんだなと感じました。

手はいつでも自由にしておく方がいい。

すぐに掴めるように。

掴んだものは、感謝して、また手放せばいい。

そんな風に思うと、雲のように自由なメンタルでいられるようになりました。

メンタルのコントロールに悩むなら、脳を騙せばいい

人間の脳って、案外と騙されやすいそうです。

目の錯覚とかあるでしょ?トリックアートも錯覚を利用しています。

騙されちゃダメでしょ!って思うかもしれませんが、使い方によっては、良い結果をもたらす事もあるんです。

なりたい自分になる方法とは

先ほどジョセフ・マーフィーの話に触れましたが、人間には「顕在意識」と「潜在意識」があります。

「顕在意識」は、氷山で言えばテッペンのほんの一部で、水面下の大部分が「潜在意識」です。

「潜在意識」は未知の領域なので、解明されていない事もたくさんあります。

でも「メンタル」や「願望」などに、大きな影響がある事は分かっています。

なりたい自分になるには、明確に「こういう人間」というイメージをハッキリ描く(認識)必要があります。

オリンピック選手に多いのが、3歳くらいから競技を始めて、その時点で「オリンピックで金メダルを取る」と宣言している事です。

◎具体的に宣言しないと、潜在意識は動き出しません。

もちろん宣言するだけではなく、その宣言に必要な行動を取ることは必須条件です。

オリンピック選手はメンタルが強いと言われますが、それはメンタルの強さというより、潜在意識を動かす為の「ポジティブな言葉」が、ポジティブな行動となり、積極的な姿を見た人々がそう感じるからだと思います。

彼らは自分を、努力を信じているから、メンタルもぶれなくなるのです。

あるオリンピック選手が「普段から叶えたい事は口に出している。そうすれば叶いやすくなるから」と言っていました。

もしかしたら、潜在意識の事は知らなくて、経験からそう語ったのかもしれません。

目的地に着く為には、ガソリン(やるき)が必要です

イメージして下さい。

目の前に車があって、あなたは運転席に座っています。

目的地まで行きたいけど、ガソリンが入っていません。

あなたなら、どうしますか?

普通に考えるなら、燃料を入れますよね?いくら速く走る車に乗っていても、動かす為に燃料が必要です。

車に燃料が必要なように、人間にも目標達成の為の心の「燃料」が必要です。

この場合の心の燃料は、「やる気」です。

やる気というのは気持ちなので、メンタルが深く関わっています。

このメンタルが「ネガティブ」か「ポジティブ」かで、燃費が変わってきます。

ネガティブは燃費が悪いので、なかなか目的地へ着きませんし、ポジティブは燃費が良いので、スムーズに目的地に到着出来ます。

目的地が同じでも、ネガティブとポジティブで違いがあるのは何故なのでしょうか?

ネガティブの場合

「どうせ渋滞で時間がかかるだろうな、雨も降りそうだから、更に遅くなるだろうし、夜中になって到着かもしれない」

潜在意識には、こう聞こえています。

[list class=”li-accentbdr strong”]

  • 渋滞が起きて時間がかかって欲しい。
  • 雨が降って欲しい。
  • 夜中に着いて欲しい。

[/list]

目的地までに、3つの障害物を願った事になり、潜在意識は「渋滞」「雨」「夜中」をプレゼントしてくれた事になります。

わざわざ目的地を「遠ざける」言葉を選んでいます。

ポジティブの場合

「天気も良くてドライブ日和、スイスイ進んでいつもより一時間早く着くかもしれないな」

潜在意識には、こう聞こえています。

[list class=”li-accentbdr strong”]

  • 爽やかな天気になればいいな。
  • スイスイ進んで欲しいな。
  • 一時間早く着いて欲しいな。

[/list]

願い事には一つも障害物はなく、潜在意識は「晴天」「空いている道」「時短」をプレゼントしてくれました。

◎願い事が叶いやすくなるには、メンタルをポジティブ・モードにギアチェンジしましょう!

ポジティブにギアチェンジする為には、脳に癖を付ける必要があります。

それには、常日頃からポジティブな言葉を使う事が必要です。

季節とメンタルの浮き沈みは関係があった

日本には四季があり、春には桜が咲き、夏には海水浴を楽しみ、秋には紅葉、冬には白銀の世界と、四季折々の美しさや楽しみがあります。

四季がある日本は、とても素敵だし、日本に生まれて良かったな~と心から思います。

でもこの季節の変わり目は、寒暖差が激しくなったりしますが、メンタルもこの時期に不安定になる傾向があります。

それぞれの季節で、メンタルはどのように変化していくのかチェックしてみました。

春のメンタル傾向とは?

冬が終わり春になると、暖かくなって花がさいて、樹も若葉が芽吹く生命力が溢れる季節です。

気温的にも過ごしやすいし、服装の色も明るくなって、気分も上がるかなって思いますが、この時期はストレスが溜まりやすいので注意が必要です。

春は、卒業・入学・就職・異動など、環境が変わるシーズンです。

環境が変わると、慣れるまでには時間がかかるし、それに伴うストレスが生じやすくなります。

5月病って聞いた事がありますよね?メンタルが落ち込みやすくなるので、イライラしたり、やる気が出なくなったり、すごく不安定になります。

◎春はメンタルの解放が大切です。

ストレスを溜めないように、ガス抜きする事が必要です。

仕事の合間に深呼吸やストレッチをしたり、アロマなど好きな香りでリフレッシュしたり、気分転換することをオススメします。

夏のメンタルの傾向とは?

夏は植物が生い茂り、四季の中で一番開放的なシーズンです。子供の頃から楽しみな夏休みの時期なので、自然とワクワクしてきます。

花火大会やお祭り、海開きなど、イベントが多くて人付き合いも活発になります。

職場にも慣れてメンタルも安定してきますが、楽しみが続くと気持ちが高ぶりすぎて興奮し、気も緩んで、集中力が落ちていきます。

また気温が高い日が続き、湿度が高いと寝不足になり、イライラもしがちになります。

睡眠不足になりやすいので、快眠にも気を配ると良いと思います。

◎夏は、エネルギーを上手に発散して、イライラしないで心穏やかに過ごすことが大切です。

冷たい物を食べる夏は、胃腸が弱りやすくなりますが、この時期にメンタルが不安定になると、胃腸の働きも低下します。

くよくよせず、楽しく過ごす事が大切です。

秋のメンタル傾向とは?

食欲の秋、植物は実り、収穫のシーズンを迎えます。

樹の葉は色付いて、紅葉が美しくなります。

夏の暑さが去って、過ごしやすくなり、体調やメンタルも落ち着いてくる時期です。

職場の人間関係や仕事にも、すっかり慣れて緊張感が取れた頃です。

秋は感傷的になりやすいシーズンなので、些細な事でネガティブになりやすくなります。

あまりに感傷的になると、気が滅入って体調を崩しやすくなり、風邪を引きやすくなります。

旬な物を食べたり、紅葉を見たり、気分が落ち込まないように注意しましょう!

◎秋は実りなどを楽しむ事が大切です。

冬のメンタルの傾向とは?

冬は花も枯れ、樹も葉を落とします。

気温も下がり、雪が降る地域もあります。

◎冬は、動物も冬眠したりする「休息」のシーズンです。

休息の時期は感情の起伏を少なくし、春を待つように静かに過ごす事が大切です。

職場では来年に備えて準備しながら、楽観的に過ごすと良いと思います。

年末年始の忘年会や新年会などの行事が忙しい時期なので、体調を崩さないように、休肝日を作ったり、カラダを休めるようにしましょう!

人によって季節の変わり目でも、春が苦手~とか、冬が苦手という人もいると思います。

苦手な季節はメンタルも不安定になりやすいので、特に注意して、ストレス解消方法を用意しておくと良いと思います。