職場処世術

一人で悩まないで!仕事の悩みは病気になる前に相談しよう!

仕事や職場の人間関係、社内恋愛など、悩みが無い人っていないと思います。

悩みがあっても自己解決出来たり、上手にストレス発散している人もいます。

解決出来なくても、相談したり、話を聞いてもらえるだけでも、心が軽くなったりもしますよね?

でも誰にも言えずに心に抱えている人は、まるで心の中に石を溜めているみたいに、段々重さに耐えられなくなって、ついにはウツなどの心の病を発症してしまう事になります。

そうなると治療に時間がかかるし、仕事を辞めなければならない状態まで悪化する事にもなりかねません。

まずは悩みを心に溜めない事から始めると良いと思います。

吐き出すだけでも、心労を減らす事が出来るからです。

心療内科の医師の話だと、相談相手がいる人の方が、いない人に比べて回復が早いそうです。

不安やストレスなどの悩みは、誰かに相談することで「9割の人」が、気持ちが楽になっているそうです。

周りに話せる人がいなければ、命の電話のような相談窓口でも良いし、ネットの仕事の悩みの掲示板に書き込むだけでも効果があると思います。

それも無理なら心療内科へ行って、医師に話して薬を処方してもらうのも、悪化させない為には必要な事だと思います。

心療内科は患者同士が顔を会わせない待ち合い室(基本予約)だし、色々と配慮がされているので安心ですよ。

悩みを相談出来る相手はいますか?それは誰ですか?

相談したり、話を聞いてもらおうと決めた時に、誰の顔が浮かびますか?

親?友達?恋人?同僚?上司?カウンセラー?占い師?SNS?

まず相談相手を誰にするかでも、悩んでしまうかもしれないですね?

私の場合は、同僚→恋人→友達→上司で解決出来ない時は、占い師に占ってもらう感じでした。

同僚というのは、一番立場が近いし、会社の人間関係相関図も分かるからです。

恋人は男性目線で客観的な感想を聞きたかったからで、友達はアドバイスというよりは愚痴を聞いて欲しかったからで、上司は最終手段という感じですね。

占い師に占ってもらうのは、転職した方がいいのか?とか、嫌な相手の気持ちを霊視してもらったり、解決するのか?というような事を聞いていました。

欲しいのはどっち?愚痴る相手?アドバイス?

悩みを打ち明ける時に、相手を決める切り分け方法があります。

※ただ話を聞いて欲しい→愚痴る相手

※アドバイスが欲しい→相談する相手

愚痴る相手なら、親でも友達でも、極端な話で初対面の自分を知らない相手でもOKです。

アドバイスが欲しいなら、相手は選んだ方が良いと思います。

男性より女性の方が悩みの解決が上手い?相談上手な理由とは?

男性と女性を比較すると、自己解決をするのは男性の方が多いようです。

男性が仕事での悩みを相談する相手として選ぶのは、年代によっても少し変わるようです。

【20代男性の場合】
※友人
※家族(両親、兄弟)

【30代男性の場合】
※職場の先輩・上司
※家族

【40代男性の場合】
※職場の先輩・上司
※友人

男性の仕事の相談相手は、同性を選ぶ事が多いようで、恋人に話す男性は少ないようです。

家族になって立場が妻になれば、少しは相談してくれるようですが、恋人には弱味を見せたくないようですね。

恋人が元気が無かったり、デートの時にノリが悪くても、「せっかくのデートなのに!」と怒ったりすると、悩みは打ち明けられなくても、彼女の笑顔を見たら癒されるかな~と思っている彼氏の心を氷付かせる事になりかねないので、彼氏が社会人の場合は、察してあげる心の広さが愛を深めると思います。

男性は年齢が上がるほど、相談相手が減っていくようなので、奥さんも旦那が疲れ果てた顔で帰宅したら、口うるさくしないで、ソッとしておいてあげたり、旦那の好物を作ってあげて、あとは笑顔でいてあげる事で、夫婦愛が深まると思いますよ!

女性は話す事でストレス発散出来る動物なのです

女性は会話によってコミュニケーションを作る脳をしているので、会話でストレスを減らす事も出来ます。

なので、男性に比べて悩み事を相談する人が多いという事になります。

【20代女性の場合】
※友人
※家族(両親、兄弟)
※配偶者、恋人

【30代女性の場合】
※友人
※専門家(アドバイザーなど)

独身キャリアは既婚者の友達とは悩みの種類が違うために、友達への相談は減るようです。

専門的で客観的な判断や解決策を求めて、アドバイザーなどに相談する傾向があります。

【40代女性の場合】
※相談しない。

茶飲み話として話す事はあっても、真剣な相談はしない傾向にあります。

暮らしの安定や、キャリアを積んで、相手と話題を選ぶようになる為かもしれません。

年代によって相談対象が変わっていきますが、女性の方が悩みを打ち明ける事に抵抗感は少ないようです。

話す事でコミュニケーションも深まるので、悩みを共有する事で関係を強める傾向があります。

でも40歳を過ぎると、出産、子育て、姑、などの荒波を乗り越えてきたので、少々の事では負けない強さが身に付くようですね。

キャリア組も役職が付いて責任もあるので、男性社会の荒波を乗り越えてきて、強さが身に付くようです。

悩み相談はSNSの方が楽かな?話すより文字の世代の解決法

10代~20代は、直接電話で話すよりはLINE等で会話する方が普通の時代になってきています。

だからシリアスな話を面と向かってするのも、少し抵抗があったり、恥ずかしかったりする人もいるようです。

まして面識のない人(アドバイザー)に相談するとなると、緊張して思っている事を素直に伝える自信が無いのも、何となく分かる気がします。

文字だと雄弁に語れても、話すのは苦手な人っていますよね~

SNSで発信して、仲間から励まされたい

相談に乗ってもらわなくても、自分のSNSに「仕事でミスって落ち込んでます」くらいの軽い愚痴を発信して、「元気出して!」「私もだよ」「大したこと無いよ」などのエールを貰う事で、気持ちが救われて前向きになれるという人もいます。

Twitterなどを使う場合もありますし、独り言的なアプリもあります。

本格的なアドバイスを、SNSでもらえる方法

「チャット方式」の悩み相談があり、こういったものが出来た背景には、「10代のイジメ対策」があるようです。

イジメられて、誰にも話せなくて自殺してしまう場合もあり、その防止策がチャットで相談出来る窓口が開設されました。

10代限定、女性限定、制限なし等もあります。

基本無料の反面、アドバイザーを指名出来ない、時間制限がある、前回の履歴は残らないというようなデメリットがある。

チャットの場合、ある程度入力のスピードが早くないと、時間切れになるので、相談したい人は練習した方がいいですよ!

SNSで誹謗中傷された場合の対処方式とは?

ネットの場合の一番のリスクは、匿名性が高いのでそれを利用した悪意や犯罪です。

仕事の悩みを書き込んだ時に、被害者に非があるような書き込みをされて、更に精神的ダメージを与えられる可能性がある事です。

そういう状況になった場合は、速やかに「警察に相談」して対処してもらいます。

「刑法上の犯罪に該当」すれば、対応してもらえます。

例えば名誉棄損罪、侮辱罪、信用棄損罪、業務妨害罪に該当すれば、警察は動いてくれます。

罪に該当するかは「不特定または多数の人間に対し、ある人に関する事実を摘示し、名誉を棄損した」かどうかという事になります。

SNSに書き込む=不特定多数の人間に対してという事に該当します。

ただハンドルネーム等を使っていた場合は、そこから個人を特定するまでに至るかが問題となります。

それが難しい場合は、弁護士に相談しましょう。

追い詰めないこと!友達から相談を受けた時の対処方法

仕事の悩みを相談する相手として、友達をあげる人が多い事が分かっているので、自分に友達から連絡が来る可能性も高いと思います。

その時に慌てないように、その対処方法について知っておくことが大切だと思います。

特に相談してきた相手が女性の場合、単に話を聞いて欲しかったというケースがあります。

その場合はアドバイスを求めているわけでは無いので、ひたすら「気の済むまで語らせてあげる」だけで良いと思います。

語り倒した後は心が軽くなってスッキリするので、相談してきた時より声のトーンが明るくなっているはずです。

下手にアドバイスをすると、感情的になってキレてしまう可能性もあるので、「語りたい」のか「アドバイスが欲しい」のか、まずは判断しましょう!

悩みのアドバイスを求めているケースの場合は?

アドバイスを求めている場合は、「一緒に考える」姿勢が大切で、上から目線だと相手に思わさないように話しましょう。

特にウツになっている場合は、アドバイスが裏目に出てウツが悪化する可能性もあるからです。

「夜は眠れているの?」と聞いてみて、「眠れない」という答えが返ってきたら「不眠症」の可能性があるので、ウツ初期症状だと考えられます。

ウツの人に対しての禁句があって、それは「頑張って!」です。

これはいいがちな言葉なので、気をつけて下さいね!ウツの人は心の中では「頑張って」事態を好転させようとしてダメだったので、相談してきています。

その人に「頑張って!」は、「もっと苦しみなさい」と同意語に聞こえてしまうからです。

友達から相談された時の対応

①状況を説明してもらい「原因」を聞き出す。

仕事のスキルなのか、人間関係なのか?他の理由なのかを確認する事が第一歩です。

②仕事を辞めるべきかを考える。

悩みによっては、会社を辞めなくて良い方法がある可能性があります。

仕事のスキルだったら、自分自身の経験からスキルアップのアドバイスをしてあげればいいと思います。

ただ人間関係の場合は厄介で、部署移動などが無理な状況の時は、辞める事が最適な場合も多いです。

女の嫌がらせって陰湿なので、毎日が生き地獄の可能性が高いので、不眠症の他にもカラダに症状が出ているようなら、まずは「病院で診察」を勧めて下さいね。

ウツと診断されたら「休養」が必要なので、「休職」か「退職」を勧める方が本人の為です。

「傷病手当て」という制度が使える場合もあるので、辞めた後の事も一緒に考えてあげると、「休んでもいいんだ」と、心が回復へ向かっていきます。

会社の同僚や先輩に相談する時の注意点

仕事上の事で、先輩や上司に相談する機会も多いと思います。

特に新人の場合は、分からない事が多くて当たり前です。

だから質問したり相談する事は悪くありませんが、相談の仕方で「コイツ嫌だ、もう話かけられたく無い」と、うんざりされるケースがあります。

特に仕事中の場合は、相談された相手は「やりかけの仕事の手を止めて」自分の為に「時間をさいて」くれている事を自覚しながら話す必要があります。

その態度が自分勝手だと、「相談されたくない」と思われてしまう事になります。

思い当たる?こんな相談の仕方は嫌われる

◆ギリギリになってから相談される。

締め切りなどの時間的な制限がある仕事の相談の場合、切羽詰まってから打ち明けられても、間に合わない場合もあります。

早い段階で相談すれば問題ないのに、拗らせてから報告されると、先輩まで貰い事故となります。

◆毎回同じ質問をしてくる。

質問する事は問題ありませんが、同じ質問を何度もするのは、社会人として失格です。

「忘れるならメモを取りなさい!」と、私が先輩なら思うし注意しますね。

一度アドバイスを受けた事は、次は聞かずに対処するのが社会人としてのルールです。

聞いた事はノートにメモして、問題が起こったらまずノートを見る、そして自分で対処する癖を付ければ、徐々に人任せな部分を改善出来るようになりますよ。

◆空気を読まずにタイミングが悪い。

先輩に相談する時に、相手の状況を確認してから話掛ける事が必要です。

話し掛けられる側の都合を考えないと、「空気が読めない」と嫌われる事になります。

相手が忙しそうにバタバタしていたら、落ち着いてから話し掛ける配慮が必要です。

「今、お時間宜しいですか?」など、ひと声掛けて都合を聞くだけでも、空気が読めて礼儀をわきまえている人という印象になります。

要は気遣いが出来るかどうかという事ですね~

◆仕事中にプライベートな相談をする。

仕事中にしていいのは「仕事の相談」だけで、プライベートな悩みを相談するは就業時間が終わってからです。

忙しい時に恋ばな?バカなの?と思われても仕方ありません。

上司に見付かったら、先輩もサボっていると勘違いされて、先輩の評価を下げてしまう危険もあります。

◆結果報告をして来ない。

アドバイスを受けて、その結果どうなったのか、キチンと報告する義務があります。

結果報告&お礼を伝える事を怠ると、「自分勝手で失礼な奴」と思われるので、そんな事で損しないように気を付けましょう。