職場処世術

嫌みはその人の癖だと思って上手に付き合おう!

嫌みを言う人ってどの職場にも、いえ日本中にいますよね~
石を投げたら、3回に1回は嫌みな人に当たる気がします。

一言余計な人って、どうして言わなくてもいい嫌みを言うのか不思議ですよね~口寂しいのかしら?(笑)

人には口癖ってありますよね?無意識に言っている事が多いですけど、嫌みな人ってたぶん嫌み=口癖みたいに、無意識に言ってしまうのでは無いかと思います。

嫌みを言う人を逆に楽しんでしまおう!

アニメのおそ松くんに出てくる「イヤミ」ってキャラクターを知っていますか?知らなければ、ネット検索してみて下さいね~

痩せた出っ歯のキャラクターで、フランス帰りが自慢で、嫌みを言う癖のある男のキャラです。

「シェー」って言いながらポーズを取るので、案外と「シェー」だけ知っている人もいるかもしれませんね。

この「イヤミ」を見た時に、私はある事を思い付いたんです!

イヤミをお局のキャラに認定する!

たまたまなんですけど、職場の嫌みを言うお局がイヤミに似てたんです。

さすがに出っ歯では無いけど、唾飛ばして話すし、なんか雰囲気もそっくりで(笑)私の中で、イヤミ=お局になってしまいました。

で、私と同僚で秘かにあるゲームをしていて、お局が嫌みを言うと、間髪いれず「シェー」って被せ気味に言っています。(本人には聞こえない小声です。)

自分が嫌みを言われている時は、心の中で「シェー」と叫びます。

私は想像力が豊かなので、最近では「シェー」の時にイヤミがあのポーズをしている絵が浮かびます。

凄く頭にくる嫌みを言われた時は、お局本人が「シェー」のポーズをしている絵を思い浮かべる事にしています。

そしてお局の事は、秘かに「シェー」と呼んでいます。

このゲームを始めてからは、嫌みを言われても平気になってきました。

明石家さんまさんに学ぶ人生学

お笑いモンスターの明石家さんまは、暗い気持ちで家に帰ってきても、テレビを付けたら笑ってもらいたいという気持ちでテレビに出ているそうです。

さんまさんは、腹が立たないそうなんです。

何故かと言うと、「嫉妬」や「過信」が無いからだそうで、腹を立ててる奴は「アホ」だと言います。

腹を立ててる奴は、自分を偉いと勘違いしてる、そんな器じゃない奴だと言っていました。

嫌みを言う人は、自分が偉いと思っているのでしょうね~

☆落ち込む人へ、明石家さんまの名言

俺は、絶対落ち込まないのよ。落ち込む人っていうのは、自分のこと過大評価しすぎやねん。過大評価しているからうまくいかなくて落ち込むのよ。人間なんて、今日できたこと・やったことがすべてやねん。(明石家さんま名言集引用)

さんまさんの言葉って、結構深いんですよね~興味がある人は「明石家さんま名言集」で検索してみて下さいね!

確かに人の評価って気にして、嫌みを言われたら「自分は本当は嫌みを言われる人間じゃない!本当は出来るんだ」って思っているから、落ち込むのかもしれないですね。

さらに明石家さんまさんの祖父の言葉も深いんです。

人間生まれてきた時は裸。死ぬ時にパンツ一つはいてたら勝ちやないか。(明石家さんまの名言集引用)

もしかしたら、明石家さんまさんはお祖父さんに似たのかもしれないですね。

◎日本人は出来ない事にフォーカスし過ぎ、出来た事を素直に喜べばいい。

外国人に「日本語話せますか?」と聞くと、結構「YES」と答えるそうです。

でも「スシ」「テンプラ」「ラーメン」とか単語をいくつか言える程度の場合も多く、それでも「YES」と言える所がポジティブだなと感じます。

日本人が単語3つしか話せなかったら、「NO」と言うと思いませんか?「単語3つしか知らないのに、話せるなんて言うのは図々しい」と謙遜するからですね。

◎もっと肩の力を抜いたら、生き方が楽になる(嫌み上等!)

嫌みは右から左へ受け流す

昔流行りましたよね?ムーディ勝山さんの「右から来たものを左へ受け流すの歌」覚えていますか?結構好きでした(笑)
これを書きながら、久々にYouTubeで観たら面白かったです。

嫌みとか悪口って、まともに全部受け止めていると、気持ちがボロボロになってしまいます。

あからさまに受け流しているとバレるのは危険ですが、ある程度は受け流す事も必要だと思います。

お釈迦様に学ぶスルースキル

嫌みをスルーするというのは、チョッとネガティブに捕らえてしまうかもしれませんが、あのお釈迦様も悪意のある人間を、傷付ける事無く、自分の罪に気付かせたお話があります。

ある男が、お釈迦様一行を待ち伏せをしていました。

男は悪意を持っていて、お釈迦様を言い負かしてやろうと思っていました。

男はお釈迦様たちの前に立ちはだかって、お釈迦様に暴言や嫌みを吐き出しました。

でも男の言葉にお釈迦様は何も反論せず、黙って聞いていました。

弟子たちは悔しくて「なぜ何もおっしゃらないのですか?」と尋ねましたが、お釈迦様は黙ったままでした。

調子に乗って暴言を吐いていた男は、だんだん疲れて、遂には口を閉じました。

するとお釈迦様が静に口を開きました。

「贈り物を贈って、受け取らなかった贈り物は、誰が受け取りますか?」と、男に問いかけました。

男は「決まっているだろ!送った本人に戻るだけだ!」と言った後に、はっと気付いた顔をしました。

そうです、男が吐き出した悪意は、お釈迦様が受け取らなかった(反論しなかった)ことで、本人(暴言を吐いた男)へ戻るという事に気付いたという事です。

「天に向かって唾を吐く」という言葉がありますが、同じ意味ですね。

天(空)に向かって唾を吐くと、それがそのまま自分の顔に落ちてきます。人に害を与えようとすると、結局は自分に災が降りかかるという例えです。

どちらも相手の悪意を罰せようとしなくても、天罰は下る(自滅する)という事の教えです。

お釈迦様は全て理解しているので、暴言にイライラしたり、憎んだりしませんよね。

だって悪意が「返品」される事を知っているからです。

壁にボールを投げると、ぶつかって戻ってきますが、投げる力が強ければ強いほど、戻ってくる力も強くなります。

つまり「いじめてやろう!」「苦しめばいい」など悪意が強いほど、戻る悪意のパワーが強力になるという事です。

知らないって怖いものです。この法則を知ると、喧嘩もしたく無くなりますね。

だって結局はおとしめたい相手に、反対におとしめられるようなものです。

自滅なんてメッチャカッコ悪いですよね。

他人に嫌みを言って傷付けようとしている人を、やっつけてやろうとして反論(自分も暴言を吐く)すると、自分にも自分の悪意が返ってくるので、相手にしない事が一番です。

職場などの知っている人からの嫌みや暴言以外にも、SNSなどの匿名性が高い嫌がらせもありますよね。

でも同様に相手にしない事で、相手の悪意のエネルギーを受け取らずに済みます。

嫌みをスルーバリアを張って跳ね返すこと

想像してみて下さい。

目の前に嫌みを自分に吐きまくる相手がいます。

深呼吸をして、目の前にバリアを張って、相手との間に透明の壁を作って下さい。

「もう大丈夫です!」

相手の嫌み、非難、妬み、悪口、ナイフのような黒く鋭い言葉の数々は、そのバリアに当たると跳ね返り、そのまま相手に戻って行きます。

言葉のナイフは相手に突き刺さります。

あなたはバリアで守られ、相手は自分の言葉のナイフにより自滅します。

こう考えると、憎い相手が愚かで哀れに見えませんか?

嫌みを言われたら「あ~唾が降ってきてますよ~」とか「その言葉、そっくりそのまま返ってますよ~」と心の中で呟くと良いですよ~

「返品、返品、返品」と呪文のように、心の中で呟くのもアリかもしれません。

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嫌み・悪口などのマイナス言葉をプラス言葉に変換しよう!

毎日嫌み攻撃されていると、だんだん気持ちがすり減って、そのうち無くなってしまうんじゃないかな?って心配になりますよね。

嫌みを言うのを止める事は基本無理だと思うんですよね~だって相手は、まるで息をするのと同じ感じで、嫌みを言ってしまうので、止めるのは無駄な努力に感じます。

どうせダメなら、その言葉を何とかプラスに変換すれば良いかもしれないと思いました。

物事には「裏」と「表」、人間には「長所」と「短所」がある

同じ事柄でも、言い方一つで「ポジティブ」にも「ネガティブ」にも変わります。

例えば、「臆病」はネガティブに取れますが、「慎重」はポジティブな意味に取れます。

その人間は同じなのに、人によって捉え方や感じ方が違うという事ですよね?つまりはAさんは「あいつは臆病者だ」とバカにしても、Bさんは「あの人は慎重な人だ」と評価しているかもしれません。

単に主観で発言していて、主観なんて自分勝手な気持ちだし、変わる可能性だってあるし、いい加減な責任の無い発言なんですよね~

だからまともに取り合う必要も無いし、気にしなくていいし、つまりちっともダメな人間では無いという事です。

価値観を押し付ける人は、器が小さい人間

主観だけで話す人の言葉はいい加減だと分かったと思いますが、そのいい加減な言葉(意見)を人に押し付けるなんて、すごく愚かで厚かましい行為ですよね?

◎「井の中の蛙(かわず)大海を知らず」

他に広い世界のあるのを知らず(無知)に、自分の周りの狭い世界だけでものを考えている。視野が狭いという状態の「器が小さい人間」だという事です。

嫌みを言う人と話す時は、相手を「蛙」だと思えばイライラしないかもしれません。

プラス言葉にすると、自分の評価が上がる?

呪文のように嫌みを言われ続けると「お前はダメな人間だ」と思い込むようになり、自己評価が低くなってしまいます。

それはとても危険な事ですよね~

でもその呪文のような嫌みが、プラスの言葉に変わったら?ポジティブなシャワーを浴びている状態になるので、自己評価は少しづつ高くなりますよね?

でもその「イヤミさん」にポジティブな言葉を話してもらうには、催眠術でもかけるしかないですよね~

だからその「変換器」は自分の頭の中に置いて下さいね!

(ポジティブ変換器の使い方)

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  1. まず、いつも言われているイヤミを紙に書き出す。
  2. それをポジティブな言葉に書き換える。
  3. 頭の中でイヤミさんが嫌みを言う事を思い浮かべる。
  4. 先ほどポジティブに書き換えた言葉を、口に出して言う。
  5. ここからが、実践です。実際にイヤミさんに言われたら、練習したポジティブな言葉に置き換えます。
  6. イヤミさんの嫌みは右から左へ受け流し、変換した言葉だけ残します。

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慣れるまで難しく感じるかもしれませんが、何事もイメージトレーニングが大切です!英語を日本語に翻訳する感覚でやれば大丈夫だと思いますよ!

嫌み→ポジティブワード変換例

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  • 「仕事が遅いぞ!」→「仕事が丁寧だね」
  • 「人の意見に左右されるよね」→「人の意見を尊重してるね」
  • 「要領が悪いぞ」→「マイペースだね」
  • 「小心者め」→「慎重だね」
  • 「愛想が悪いな」→「媚を売らないね」
  • 「気が小さい」→「謙虚だね」
  • 「消極的だね」→「堅実だね」
  • 「空気読めない」→「ハートが強い」
  • 「理屈っぽいぞ」→「理論的だな」
  • 「応用がきかない」→「基本に忠実」
  • 「即戦力にならない」→「将来性(のびしろ )がある」

[/list]

嫌みを変換してみましたが、どうですか?ポジティブな言葉に変換すると、嫌みが「褒め言葉」に変わりますよね?

褒められていると思えば「イヤミさん」も憎くはなくなるはずです!

もし「イヤミさん」になりそうな時は?嫌われない先輩になろう!

最初はそんなつもりは無かったのに、後輩が増えてきて、優しく指導していたつもりだけど、同じ事を何度も言っていたらキレちゃって、気付いたら嫌みを言ってしまった。

人間ならこんな事はあると思います。

自分で出来るのと、指導するというのは別の能力だからです。

まぁ、この場合は親が子供に注意する感じだし、自分で気付いているから修正出来ます。

悪意で嫌みを言う人は論外ですが…

小言(嫌み)を言いたくなった時は?

業務上のミスで修正が必要ならば、もちろん注意しても構いません。

問題はその後で、注意した後に「君は学習能力がないね」とか「こんなに物覚えが悪いやつ初めて見た」とか、注意の後に嫌みを加えないようにしましょう!

注意に嫌みをプラスすると、だんだんと注意より嫌みの比率が大きくなって、最終的には嫌みオンリーになってしまい、ハラスメントの域に達してしまうからです。

怒りを擬態語にしてしまう!

これは私が実際に行った事で、最初は友達とか家族の前で始めた事です。

ある日、私は不満な事があって、色々と文句を言ってたんです。

そしたら友達が「何ブツブツ言ってるの」って、「ブツブツ」の一言で片付けられてしまったんです。

それで何だか面倒になって、不満があると擬態語で「ブツブツ」と言うようになったんです。

あれこれ具体的に言うより、角も立たないし、でも不満がある事は伝えられます。

だから不満がある時は「ブツブツ」、説教したい時は「ガミガミ」とか、漫画みたいに擬態語を使うと、互いに「ふふふ」となるので、むしろ和やかな感じになるんですよね。

「ガミガミ」言われた方も「シュン…」って言うと、反省しましたって事で終了ってわけです。

バカらしいと思うかもしれないけど、この擬態語は色んなシーンで使えて、慣れるとけっこう便利です。

叱ると怒るを間違えないで!

「叱る」と「怒る」は似ているようで、全然違います。

「叱る」は、相手のミスを訂正し、改善する為にする注意やアドバイスですが、「怒る」は自分の腹が立った感情をぶつける事です。

叱られた相手は反省して謝罪出来ますが、怒られた相手は感情をぶつけられて不快感を示します。

誰かを注意する時は、「怒る」という感情を「叱る」言葉に乗せずに、冷静に指摘する事を忘れないようにしましょう!

大勢の前で公開処刑しないこと

叱る時は1:1が基本です。

大勢の前で怒鳴り付けるような事は、ハラスメントに当たるし、本人も恥をかかされたという気持ちが強くなり、肝心のミスをした事への意識も薄れてしまいます。

「叱る」という行為は、相手の為にする事なので、「ここが間違っている」事を指摘して、「ここをこのように修正して」と正しい方法を教えて、「今度からはこうした方がいいよ」とアドバイスしてあげる事です。

この一連の流れに「怒る」感情は必要ないので、普通のトーンで話せば、相手も冷静に自分のミスと向かい合う事が出来ます。

指導はその場で完結、話を蒸し返さないこと

嫌われる人は、いつまでもネチネチと前の失敗の事を引っ張り出して、執拗に相手を責める行為をします。

終わった事をクドクド言うのは、人間関係に亀裂をもたらすだけなので、叱るのはその場で完結しましょう。

過去を蒸し返すのは、女性の脳の特性の1つでもあります。

女性は0.6秒で過去の記憶を呼び起こす事が出来るそうです。

彼氏や夫の悩みに「え!今さら」と思う過去の出来事(失敗)を持ち出して、現在怒っている事に上乗せして責められるという話がありますよね~

これは女性脳の特技が裏目に出る典型的なケースですが、仕事の場面に部下や後輩にしてしまうと言うこともあります。

過去を蒸し返すと、後輩にも男性にも嫌われますよ!