美容

シミ、そばかすにさよなら。雪のような美しい肌へ導いてくれる美白成分

腕の内側やおなかなど、日の当たらない部分に比べて顔の肌の状態はどうなっていますか?
色の違いはもちろん、シミそばかすが目立ってしまっていませんか?

紫外線から完全に逃れることは出来ないので、どうしても悩みを抱える人は多くなってしまいます。
特に、20代後半はお肌の曲がり角とも言われ、それまでに蓄積された紫外線トラブルが目に見えてわかるようになります。
シミやそばかすが出来てしまったものを嘆いているだけではそれらは消えません。
少しでも美白成分を取ること、なにより予防することが大切です。

ビタミンC誘導体

美白成分として最も知名度の高いものは、ビタミンC誘導体だと思われます。
ビタミンCは柑橘系の果物に多く含まれている成分で、美白に優れていることはよく知られていると思います。

しかし、成分自体がとてももろくて壊れやすい上に、肌の奥まで浸透することが難しい成分で、そのまま化粧品に配合しても効果が発揮されにくいという欠点を持っていました。

これは通常のビタミンCを肌に吸収されやすい形に人工的に変えたもので、抗酸化成分としても効果があります。
美白効果を唱える美容液や基礎化粧品を選ぶときに、どれを選べばいいのかわからない場合は、まずこのビタミンC誘導体を指標にしてみましょう。

既にできてしまったメラニンを還元し、色素沈着を防いでくれます。
ただし、乾燥肌の人は多量に使うと、皮脂量コントロールの関係で肌トラブルを引き起こすことがあるので注意してください。

ハイドロキノン

ハイドロキノンは、メラニン色素を抑制する効果が非常に高い成分です。
お肌の漂白剤、と呼ばれるほどに効力が高く、漂白剤のように強力な成分です。
最近まで日本での使用は禁止されており、禁止当時はわざわざ海外から直接輸入をしてでも使っていた人がいるほど人気がありました。

それほどまでに美白効果が高かったのです。
現在では日本でも許可されており、一層人気が高まっています。
ただし、敏感肌の人はもちろん、特に化粧品で肌トラブルを起こしたことがない人も、ハイドロキノンには注意が必要です。

ハイドロキノンの濃度が高いものほど、メラニン色素の抑制効果は高く、レーザー治療にも変わるとされていますが、その分炎症を起こす原因になります。
間違った使い方をしたり、肌に合わなかったりすると、皮膚の色が抜けてしまい白斑になることもあり、最悪の場合元に戻らないこともあります。
医薬部外品の場合、配合率は4%以下、医薬品は4%以上と定められています。
容量、用法を必ず守り、異変があった場合はすぐに皮膚科へ行きましょう。

美白成分は多く含まれていればいいというものではありません。
一気に治すことは出来ないので、日焼け止めを塗ったり、日傘を使用するなど、毎日の紫外線対策を欠かさないようにしましょう。